がりがりぶろぐ

日記的な 改名しました

11月23日 憲法講座に参加して

憲法自衛隊を明記することの意味」について、弁護士会というところで公演を行うという話があったので行ってみました。法学を学ぼうと考えてるのもあってこういうことに興味を持つべきではないかと思ったので。

 

憲法の理念(憲法とは権力を縛るものである)からして安易に改正したり、しかも改正し易い様にすべきではない、というのは分かったし、権力に対するセーフティとしての憲法に国民に対する命令が書いてあるのはおかしい。というのはまあそう言われりゃそうだなって感じはする。

 

それを踏まえて改正草案を見たり改正草案のQ&A集見るとこれはこれで「そうなんだなあ」って思えるようなことが書いてあって結局何を信じたらいいかなんて自分で決めなきゃいけないってなるわ

 

多分こういう改正草案ではもっともらしいこと言っておいていざ細かい法律を作る段になって国民に非常に不利になるような法律が作られてしまうってのが憲法改正反対派の言う「リスク」なんだろうか、なんて思った。(徴兵制はしないって言ってたのに改正されたとたんに徴兵制が導入されるとかね)

 

個人的には安倍政権が滅茶苦茶やるとは思えないけど今から更に60年後70年後の政権がまた無茶をしだす可能性があるって思うと改正するなら改正するで後の政権がまた「都合のいい解釈」をしないようにしっかり煮詰める必要があると思う。

 

憲法改正国民投票が行われる前に草案くらいは見ておこう!」「世の中の風潮がそうなってるからそうするんじゃなくて自分が良いと思ったから賛成するんだ!」ということを意識したうえで、やっぱり憲法慎重にではあるけど変えたほうがいいんじゃないかと思います。やっぱり自分の国は自分達で守るくらいの安心感が欲しい

 

あんまり関係ないけど2番目の風潮云々に関しては最近イギリスがEU離脱したりカタルーニャが独立したりってなんか結構大きな「流れ」があるじゃないですか、離脱や独立自体が良い事なのか悪い事かはよく分からないけどそういう「変化」が日本でいうと「憲法改正」になる気がしているんだけど、だからこそ「流れ」とか「勢い」で「賛成!」とか「反対!」って言うんじゃなくて

自分の中でどっちが納得できるかで賛成か反対か判断してほしいなって思いました。

 

どっちになるにしろ雰囲気に乗せられたからっていう理由で国民投票の結果が決まってほしくはないですね。